山歩き

川乗山

 雪になるというので、その前にと川乗山へ行く。8時半ころの電車と少し遅かったので、都心からの人たちが多く、混んでいる。奥多摩駅からバスで川乗橋へ。そこから川乗谷に沿って、ゆるやかな上り坂の長い林道歩き。途中にわき水が凍った氷柱などがある。40分ほど歩きやっと林道と分かれ登山道へ。そこからも川乗谷に沿ってずっと登って行く。昨夏の台風の被害か荒れた谷筋を登って行くとやがて百尋の滝。全面凍結とはなっておらず、上部から水がこぼれ落ちている。そのせいか滝の下部には、かき氷状の白い山ができている。遠くから見てもそこそこ大きな滝で見応えがある。そこで川乗谷と分かれ尾根へ上がるがその後もいくつかの沢筋に沿って登る。さすがにこの辺りまで来ると沢の一部分が凍っている。雪はほとんど無く、北側斜面や日陰の部分に薄く付いている程度。
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 少し登ると東の肩。そこからは明るい雑木林の短い登りで頂上へ南西の方角に薄く、白い富士山が見える。標高が低いとはいえさすがに寒く手がかじかんでくる。食事をしてすぐに出発。ここからは鳩ノ巣まで下るだけ。だがこの道は失敗だった。登りはずっと谷筋でいろいろと目先が変わって面白かったのに、この下りは頂上から少し降りるともう針葉樹の林になる。日が当たらない暗くて見通しの悪い道はどうも好きになれない。ほとんどが山腹を巻く緩い下りで道もはっきりしていて楽なのだが、こんなことなら、少し時間がかかっても本仁田山経由で降りるべきだった。或いは古里の方へ降りるべきだったか。

鷹ノ巣山

 週末,天気が良いというので久しぶりに山歩きをしようと思った。地元、奥多摩の山を歩くには、夏場は論外としてこれからくらいのちょっと寒いほどがちょうど良い。さて、どこにしようかと思って、そういえば昨日、拝島あたりから見えた富士山が雪化粧をしてきれいだったから、富士山の見える山がいいなと。で、手軽に日帰り出来る山ということで、久しぶりに鷹ノ巣山へ行くことにした。この山はわりと好きで、もう何度も登っているけれど、この前行ったのはもう随分と前。
 朝、電車で奥多摩駅へ、そこからバスで日原まで行く。予報では晴だったが、朝焼けしてるし、いやな形の雲があるなとちょっと不安。日原はさすがに寒くザックに付けた温度計では2~3℃。身体をほぐしてすぐ出発。バス停から少し歩き、指標に従って川の方へ降りる道を行く、橋を渡りすぐ登りにかかる。このコースは前にも来てるのだが、このあたりまでどうも記憶がはっきりしない。それでも稲村岩へ登る谷筋あたりから少しずつ記憶が戻って来た。そういえばここの登りは以前、雪が薄く凍り付いていて恐い思いをしたとか、このアングルで写真を撮った記憶があるとか。(その頃はまだフィルムだった! そんな前か)
 稲村岩で一休みしてすぐ登りにかかる。林の木々で見通しはそんなに良くないが、尾根筋道だしほとんど落葉樹で日差しが入って明るく、風も無いし気持ちが良いのだが、ただひたすら登るだけというのが辛い。時間がいくらか早かったせいか人の気配が全く無い。
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1300mを越えたあたりから地面に少しだが雪が残っている。一昨日に降ったものだろう。ところどころカモシカの足跡が残っている。1500m前後からそこそこ積もっていて逆に歩きよくなってきた。このコースは北側斜面なのでどうしても雪が付くのだが、まさか時期的にこんなに早くあるとは。ヒルメシクイノタワで一休みして頂上まで。結局頂上に来るまで誰にも会わなかった。頂上にはさすがに何人か登山者。
 眺めると左手から大岳山、御前山、その奥に丹沢の山々がシルエットになっているその右手富士山はあいにく上の方が雲に包まれている。そこから右手は大菩薩連嶺、その奥の南アルプスは今日は雲の中。
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 食事をして、寒いのですぐに出発。石尾根を下りはじめる。霜が融けたのか道がぐちゃぐちゃになっている。北側の斜面では所々、雪が凍り付いている。そうするうちに、朝のいやな予感が当たって雲が出て来ると、降り出しはしないけれど、時折風花が舞うようになる、それでもいくらかの日差しはあるのだが。石尾根ってこんなに長かったっけ? といやになるころやっと林道への降り口。そこから奥多摩駅までもちょっとある。もうこの石尾根コースは来ないと思い出す頃やっと駅に着く。
 久しぶりに長い時間を皮の登山靴で歩いたが、体力と筋力の衰えは歴然だな。4時間くらいなら平気だが6時間を越える歩行はきついということか・・・。
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