「国家の罠」 佐藤優 新潮社 ☆☆☆
半ばドキュメント。鈴木宗男事件にからんで、どう逮捕され、取り調べを受け、収監されていたかというのと、(著者の言う)事実と国策裁判について。ドキュメント部分は面白い。著者の言い分については80%くらいは信用できるか? というところ。少なくともこの著者は、信じやすいような表現が出来る人間だということはわかる。鈴木宗男がカッコ良すぎ。それとこの国策裁判を使嗾した黒幕を明言していないのもちょっと。(そんなもの国家権力中枢に決まってるのだが)後は、田中眞紀子というのがどうしようもない女で、日本外交の選択肢を狭めてしまったという指摘。これも鈴木宗男サイドからの発現だということを少しは考慮する必要はあるが、それでもやな奴だろうなというのはわかる。
半ばドキュメント。鈴木宗男事件にからんで、どう逮捕され、取り調べを受け、収監されていたかというのと、(著者の言う)事実と国策裁判について。ドキュメント部分は面白い。著者の言い分については80%くらいは信用できるか? というところ。少なくともこの著者は、信じやすいような表現が出来る人間だということはわかる。鈴木宗男がカッコ良すぎ。それとこの国策裁判を使嗾した黒幕を明言していないのもちょっと。(そんなもの国家権力中枢に決まってるのだが)後は、田中眞紀子というのがどうしようもない女で、日本外交の選択肢を狭めてしまったという指摘。これも鈴木宗男サイドからの発現だということを少しは考慮する必要はあるが、それでもやな奴だろうなというのはわかる。
心理学にまつわる、否定されても何度もよみがえり、流布されていく迷信を取り上げて検証していきます。「オオカミに育てられた少女」「サブリミナル効果」「天才馬クレヴァー・ハンス」「なぜ母親は赤ちゃんを左胸で抱くか」などといった問題。それらに対して実に明快・論理的に検証していきます。文章が読みやすく気楽に読めます。ロールシャッハテストも、あまり意味が無いそうです。
90年代の初め頃に書かれたエッセイ集。中で面白かったのは、プロとアマ、芸術家の位置を考える数編と、イナカとミヤコの関係を考える数編が面白かった。ま、例によって難しいことをわかりやすい言葉で書いて、そのためかえって判りにくくなっているという、この人のいつもの癖はありますが。後は金丸信の臨床尋問の解説も面白い。これはこの前読んだ「許永中」ともいくらか関連してくるのですが。もひとつこんなことも。引用すると、